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​iPadを使った「101英単語速習法」

言葉の記憶は、頭の中で音と意味が結びついています。不規則変化動詞は、チャンツのリズムに合わせたにジェスチャーを振り付けて覚えましたが、英単語の学習も、掛け算の九九を覚えるように、繰り返し唱えることで音で覚えるのが一番効率の良い方法です。この「101英単語速習法」は、iPadを使ってゲーム感覚で楽しみながら、大量の単語を、音を中心にして短時間で覚えてしまう方法です。

①音読練習

音読用テキストを読み込んで、学習する単語を把握したら、iPadが、「cat→猫」と読み上げるのに続いて、「cat→猫→ cat→猫」と2回繰り返します。50語で約3分、毎日10分(できれば20分)発音やアクセントを身に付けながら、音と意味を頭の中で結合します練習が終わったら、単語リストを見ながら発音と意味を確認、ちゃんと覚えた単語は外し、覚えていない単語だけに絞りこんで学習効率を上げます。

②意味の確認

音読練習で自身ができたら、iPadに挑戦。次々と出題される50語にiPadより早く意味を言えたらあなたの勝ち。次は、勝てなかった単語だけに絞り込んで勝負。こうして 課題の50語を順次制覇していき、1週間の目標は100語。「同じ単語に4回続けて勝てたら、その単語はマスターしたものとして出題リストから自動的に外し、未学習の単語に絞り込む」といった学習支援機能があります。

③スペルの確認

音と意味が結びついたら、仕上げは音から単語を書くことです。表音文字であるアルファベットを使って英単語を音から記述するフォニックスの知識をを基礎に、その例外だけを覚える方法で効率的にスペルを学習していきます。iPadから出される問題に、発音しながらスペルをキーイン。それらしく読めることを確認したら正誤判定が行われ、次の問題が出題されます。

実は、学習する単語は、音とスペルの関係を体系化した「フォニックス」のルールに基づいてグループ化してあるので、スペルを試行錯誤しながら探しているうちに、フォニックスの原則が身に付く仕掛けになっています。つまり、原則から外れた例 外部分だけを覚えればよいわけです

④発音の確認

最後は、意味⇒英語の結びつきを確認するため、意味に対応する英語を瞬間に言うテストです。iPadにはSiriという音声認識エンジンがありますが、完璧な発音しか認識してくれません。これでは、iPadに認識してもらうことがテーマになってしまい、単語を覚えているかどうかのチェックには使えません。実際、iPadに発音させて、もう1台にiPadに認識させる実験をしたところ、正解率は7割強しかいきませんでした。このため、音声認識をあきらめてたので、認識してくれないiPadにただ「話しかける」だけということになり、本気になって「言う」気には、なかなかなりません。

そこで、Pepperを使って、発音のチェックをすることにしました。Pepperの音声認識は、正しい発音との一致度を判定するので、合格基準を甘めにしてやれば、日本人の普通の発音でも合格にできので、発音が単語と合っていればGood、とても良い発音だとExcellentとPepperが身振りを交えてほめてくれます。一方、正しくないときはその場でPepperが正しい発音を指導してくれます。さらに、50語単位のセッションを終了すると、成績発表に後間違った単語だ けを抜き出して、もう一度リピート学習をするようになっています。。

⑤教室での授業

1週間が過ぎたら、意味とスペルのテストで定着度をペーパーで確認し、間違えが10語以内なら合格。できなかった単語をフォローしてから、次の100語を始めます。教室では、各単語について、意味と発音・アクセントを確認するとともに、単語を記憶するためのカギとなる、単語の語源や類義語間の意味の違い、またフォニックスに関する学習を行い、次の1週間の自宅学習にとりかかります。

イトル

塾生の学習状況を録画したクリップです。学習法の参考にしてください。

1011の流れ.jpg

反復朗唱の動画です

​スペルの確認の動画です

​スピード勝負の動画です

発音判定の動画です

iPadで動くサンプルプログラムとテストデータを用意しました。、こちらのページからダウロードしてください。

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